アドベンチャー
外から見れば、ごく普通の幸せな家族に見えるだろう。だが、その家庭にはある秘密があった…。 病弱な穂乃化は、自分を避けているような姉よりも、自分が幼い頃に留学した兄をおぼろげな記憶の中から思い出しては、兄に会いたいという気持ちを募らせていた。そして、再会を果たした兄妹は互いをいたわり、幸せな生活を送るはずであった。しかし、そこには家族の愛など存在してはいなかった。両親の本当の姿は、この屋敷のもと執事とメイド。兄(主人公)と姉は、高額な給料で雇われたただのアルバイトだったのだ。血の繋がりなど欠片もない赤の他人の集まり。それは偽りの絆で結ばれた契約家族であった。なぜ、その家族は無意味にも思える集団生活をしてい...
ひょんなことから姉妹ゲンカに巻き込まれた、清川神社の神主・松波信一郎は、御神体である数珠丸恒次を台座から落とし、刀の化身と名乗る少女の力を受けて、魂を肉体から弾き出されてしまう。少女に連れ添って現れた沙耶と名乗る女性の提案で、すぐに呪術用の木偶に魂を移したのだが、その副作用として、今の信一郎は、ちょっとしたことでも欲情し、我慢すると暴走するカラダになってしまったらしい。そして、それが重なると魂そのものが消滅してしまうという。「だから、私たちが信一郎様にご奉仕して、溜まった欲望を解消してあげなければなりません」「えええええええっ!?」─そんなこんなで、お兄ちゃん大好きなふたりの妹巫女たちと、二柱の神様によ...
零細芸能会社『881(ハッピー)プロ』の社長である主人公。芸能界の汚れ仕事を担う彼の密かな楽しみは、仕事を求めてやってくる女性たちに職をチラつかせ、セクハラの限りを尽くして食ってしまうこと。今回履歴書を送ってきたのは、聡明そうな美人OL、そしてちょっと天然そうなお嬢様女子大生。「さぁ〜て、どっちから頂くかな?」何も知らず面接にやってきた彼女たちは、エロ社長の毒牙にかかってしまうのか!?
“マナ”の力が全てを動かす世界――「レイディアント」。マナの扱い長けた血筋を巡りに、世界は内乱と戦争が相次ぐ血なまぐさい様相を呈していた。それに嫌気のさした者たち、魔法使いや騎士、剣士、盗賊や商人などが、国に属さない組織、『ギルド』を形成。さらに力を持つ貴族や騎士たちもまた、国には属さないギルドを作った。ギルドの勢力は強まり、国家に影響を及ぼす組織も現れた。その中の1つ『片翼の堕天使』は、“ならず者の集まる”ギルドとして有名だった。非合法な行いを平然と出来る、悪人たちが集うギルドではあったが、ギルドマスターは貴族の出自で、大国の上層部などにも繋がりがあり、暗殺や拉致などの依頼を多くこなしている。主人公・...
目が覚めたら、そこには……俺のムスコを一心不乱にしゃぶってくれる色っぽいお姉さんが居た。突然そうなってたことへの驚きや疑問なんて、ムスコに絡みつくお姉さんの長い舌の前じゃ、まるで無意味。――いや、でもちょっと待ってくれ。お姉さんの舌、俺のムスコよりはるかに長いんだけど……?俺、「月見里純一(やまなし じゅんいち)」はサエない学生。なんのとりえも自信もなくて、だからもちろん、好きな女の子に告白なんてできるはずもなく、毎日を地味〜に暮らしていたのが俺の現世。ま、地味でもそれなりに仲のいい友だちも居たし、母さんはいないけど父さんと妹との暮らしは、平和で幸せ……だった。『だった』って言うのは、それが生きていた頃...
私立宵葉(よいは)学園に通う主人公、日高皐月は一見普通の青年。人と少し違うところといえば、“眼を合わせることで他人の力を吸い取れる”ということ。彼の幼馴染、織姫恋花は異世界人と人間のハーフの少女で、“異能力”と呼ばれる力をもっている。そんな二人の前に現れた美少女転校生、リベカ・アルベルト。彼女は異世界と敵対する組織から送り込まれた暗殺者だったのである。恋とバトルの学園アドベンチャー『うたてめぐり』はじまります。
――じっとり濡れた水着、張り付く髪とけだるい顔義姉の肢体が主人公の欲望を覚醒させる――学園に入学以来、男子水泳部のホープとして活躍していた北原隆介(主人公)。初大会で準優勝をとる等期待が高まる中、女子水泳部への覗き事件が起きてしまう。男子水泳部がほぼ解体となる所、義理の姉の姿を発見して取り消すように懇願するが、まるで犯罪者を見るような目つきで、同じだと決めつけられてしまう。結局、女子水泳部のために雑用をこなすのなら、解体は免除してあげるという取引を提案され、仕方なく承諾する。しかしその時すでに男子水泳部は主人公だけになっていた。女子水泳部員達は憂さ晴らしのように仕事を投げる。そして唯一肉親であるはずの義...