アドベンチャー
三上辰雄(主人公)は、病気により母を亡くします。そんな折、喪服に身を包んだ二人の女性が訪れます。「綾乃(あやの)」と名乗った女性は、妹の「梓(あずさ)」を紹介した後、辰雄の父親が死んだこと、辰雄を当主として迎え入れる為に来た事を告げます。その晩、寝付けない辰雄の部屋を梓が訪れ、不思議香を炊きます。抱きついてきた梓に驚く辰雄でしたが、部屋に漂う不思議な香りのせいか、振りほどくことが出来ずに彼女を組み敷き、処女を奪ってしまいます。いつのまにか寝床にもぐりこんできた綾乃も交えて、辰雄は夢うつつの中、何度も何度も二人の身体を楽しみました…。しかし翌朝、何事も無かったかの様に振舞う二人を見て、「夢だったのか…」と思いな...
「―――汝、魔を断つ 剣となれ」仕事もなくその日暮らしを続ける三流探偵・大十字九郎。そんな彼の元にひとつの依頼が転がり込んだ。その依頼内容とは“力のある魔導書を探す事”であった。調査を開始する九郎。しかしその過程で、彼は最悪の犯罪組織ブラックロッジに追われる少女アルと出会い、成り行きで彼女と共に追われる身となってしまう。迫る追っ手。立ち塞がるブラックロッジの狂科学者ドクター・ウェストの破壊ロボ。逃亡の果て、二人は街の地下に眠る巨大ロボット「デモンベイン」と出会う。九郎はデモンベインに乗り込み、破壊ロボと戦う決意をした。デモンベイン。謎の少女アル。二つの出会いが三流探偵大十字九郎の運命を変えてゆく――。
主人公はごく普通の家庭の男子学生。ただ一つ違うのは、幼なじみがお嬢さまであること。純粋な天然さ、その立場故に仲間はずれにされていた彼女を助けた幼少時、それ以来主人公に懐いたヒロインは、ことあるごとに主人公を頼ってきた。そんな彼女に満更でもない主人公だったが、ある日彼女の縁談が発覚して……。
ニコラシカ王国。北にグラドイル王国、西に西戎・チャキナラ帝国が接している。特にチャキナラとは長く国境争いが絶えず、今も国王自らが戦場にあり、戦火を交えていた。主人公はグラドイルに住処を構える野盗団の首領である。野盗と名乗るものの、傭兵や暗殺・誘拐などの仕事も多く成功させており、その腕は近隣に知れ渡っていた。ある日、野盗団にニコラシカ国王から依頼が入る。チャキナラの王を暗殺して欲しいと依頼が入る。しかし、その情報をチャキナラに売ったのだ。そして逆に、野盗らは国王不在のニコラシカ城に潜入し、その王女「ティア」の誘拐を依頼されたのだ。しかも、その誘拐の途中、王女を好きにして良いとも言われて…。野盗はまず、城の...
―目覚めれば、そこは見知らぬ屋敷だった― ベッドから起き上がった中川光一郎は、部屋のドアをそっと開ける。――と、突然の暗闇。あわてて顔を上げれば、そこは見知らぬ女性〜天川和音のスカートの中だった。あわてふためく光一郎を見て、少し緊張しながら、今日は普段よりも冗談がすぎるようだといぶかしむ和音。どういうことかと問う中、光一郎は自分に記憶がないことに気付くのだった……その後、小野坂藤乃と桜庭あやめから光一郎が何者であり、また彼女たちとどういう関係にあるかを聞かされる。自身の生い立ちに涙し、不幸だと他人事のように涙ぐむ光一郎を見たとき、彼女たちは記憶喪失が冗談ではなく、本当なのだと再認識する。メイド達から生業...
強い願いを奇跡に変える不思議な桜、『霊木』によって守られた街……夢源郷。霊木は不思議な力場を放つ存在で、その中では善悪関係なく強い願いが奇跡になってしまう。その為、霊木の奇跡を鎮める『守人』と呼ばれる人間達が生まれた。辛い過去を消したい願い、記憶を操る力を手に入れた者……死にかけた大事な人を救うために癒しの力を手に入れた者……守人には多くの能力者がいた。ただし、そんな奇跡には必ず『代償』が必要だった。主人公も破壊と癒しの力持ち、どちらも使えば死の危険がある。二つの力は、『不幸』と『温かい家族』を運んでくる。トラックすら軽々持ちあげる小さくて可愛い義妹。怒ると黒いオーラが出て目が光るけど、とびきり優しいお...
主人公「久藤英貴(くどうひでき)」は、『一人前の医者になれば金にも女にも不自由せず一生安泰だ』と世俗的な夢を見る、医大を卒業したばかりの研修医。一般病棟での研修を終えた彼は、妖艶で危険な雰囲気を漂わせる女医「槙村涼子」の下、新設されたばかりの「特別病棟」で研修をする事になった。主人公は涼子から、ある新薬の臨床試験の手伝いをするよう話を持ちかけられる。それは、「妊娠補助薬」の臨床試験。今までは協力してくれる看護婦を被験者としてデータを集めていたが、それではサンプルが圧倒的に少ない。そこで、これからは非合法的な手段を用いても相手と性交し、薬の効果を確かめる事にしたので協力するように、という突拍子もないものだ...