アドベンチャー
圭介、初音、里穂子は親友同士。三人は何をするのも一緒だった。しかし、圭介と初音が真剣に交際するようになってから、その関係が崩れ出した。里穂子が圭介達と距離を置き始めたのだ。里穂子にとって、圭介は幼馴染。彼女自身、圭介が友達以上恋人未満という関係が辛かった。一方、初音にとって、里穂子が圭介が幼馴染の関係から進展してしまうことが不安だった。だから里穂子を出し抜き、圭介の彼女というポジションを手に入れた。圭介を巡り、初音と里穂子、ふたりの不器用な想いが交錯する。そのとき圭介は……。
主人公“羽柴祐斗”は大学に通う大学生。ある日彼は、キャンパス内で1人の女性とぶつかる。「それ……あげるわ。」彼女はそう言い残し、自分の落としたビデオテープを祐斗に渡して去って行ってしまった。……何が映っているのだろう………。気になった祐斗は、家に持ち帰り再生してみる。そこで彼が見たのものは……自分と義理の妹“優美”が、淫らな行為を行っている姿だった。夢とも現実とも取れるような、奇妙な感覚をもたらすその映像の世界に、祐斗は段々とのめり込み………そして少しずつ……理性は波へと飲み込まれていく………
主人公は医学部入学を目指し、勉学に明け暮れる浪人生(3年目)。そんな彼の家に春から、東京の学園に進学するために従姉妹が下宿することになった。従姉妹の記憶はうろ覚えながら、久しぶりの再会に淡い期待(妄想)をよせる主人公。―そして再会の日―家に来た従姉妹は両親の手前か、初めは大人しくしていたものの、その日の晩には本性を現し自分を足蹴にし始める。しかも相当の猫かぶりであったため、両親に訴えたところで、悪役は主人公の方になるのは明白。途方にくれている主人公の耳元で、彼女は悪魔のごとく囁く。「……それじゃあ、明日から宜しくね。シ・ロ・に・い・ちゃん」「ひぃっ!!」こうして主人公の悲劇に満ちた毎日が幕をあげたのだっ...
すべては、あの日から始まったんだ。兄さんが、彼女を家へ連れて来た、あの日から…”兄から婚約者・未希を紹介された主人公は、彼女を一目見て、激しいショックを受ける。なぜなら彼女は、主人公がかつて密かに想いを寄せていた女性だったからだ。名前すら知る機会もないまま疎遠となり、もう会うこともないと思っていたのに…戸惑う主人公を尻目に、兄と未希は結婚。しかし結婚直後、新婚だというのに兄は長期の海外出張へ。主人公は両親と、そして兄嫁となった未希と暮らすことに。こうして始まった義姉・未希との生活…日々の暮らしの中で主人公は、彼女への想いを抑え切れなくなっていく。そしてある夜…主人公は偶然、彼女がオナニーしている現場を目...
山奥にある修道院のシスターアンジェラこと美都子は、迷い込んだ美少年を保護する。部屋と食べ物を与えてくれたお礼に、美都子の絵を描く少年。素人目にも素晴らしい絵を手に微笑む少年は、天使のように無垢で、美都子は思わず見惚れてしまう。しかし少年は、肉体の欲望について驚くほど無知で無邪気な子供が甘えるように、美都子の身体を求めてきた。いけないことだと思いながらも、子供のおねだりを聞くだけと、性処理を施す美都子。そこに古くからの友人の樹里がやってくる。少年の美貌に心を奪われ、火遊びのつもりで誘惑する樹理も、徐々に魅入られ深みへとはまってゆく…。
妖しいネオンが煌めく、真夜中の大都会。酒、ドラッグ、セックス……、眠らないこの街には、そこかしこに快楽と欲望が渦巻いていた。そんな欲望の街を根城に殺し屋として生きる男――、“D(ディー)”。国籍も、名前さえも持たないこの男は、“実体を持たぬ死神”と黒社会から恐れられ、何よりも酒とセックスを愛し、欲望を求めていた。しかし、奪う相手は強者のみ――、それが彼のプライドだった。ある日、彼の元に依頼が舞い込んだ。依頼者は三日前に全焼し、関係者が全員死亡したと報道のあった「新名生態研究所」の所長の娘・新名つばさ。彼女も死んだとされているが、その死んだ彼女からボディーガードの依頼だ。久しぶりのオフを楽しもうと思ってい...
シナリオライターを目指し、専門学校に通う学生・織本一輝。ゲームマニアでもあり、特に美少女ゲームが大好きな一輝も、同じ専門学校に通う女友達・門倉紗夜に想いを寄せていた。しかし、告白する勇気がなく、現実逃避をするかのように、美少女ゲームに傾倒してしまっていた。ある日、18禁美少女ゲーム『夜行探偵2 〜蛭王再醒〜』の体験版をプレイしていた一輝だったが、突然、架空世界と現実世界を繋ぐ「ゲート」を開く不思議な力に目覚め、ゲームに登場するヒロイン・芝原和歌那を、現実世界に呼び出してしまった。互いに驚き戸惑う一輝と和歌那。はたして、この出会いは一輝に何をもたらすのか……。