アドベンチャー
主人公・宮野木怜(みやのぎりょう)は、サッカーの強豪校、相光(そうこう)学園のサッカー部員。来たる夏の大会予選に備えて、ある夜、自主練の校外ランニングへ出かける。道中、夜の街で鍵を落として困っていたおねえさんを助けたり、山盛りラーメンを完食するおねえさんに出逢ったり、酔っ払いに絡まれているおねえさんを助けたりと様々な出来事に遭遇する。ランニングを終えて学園に戻ろうとする途中、横断歩道で信号待ちをしていた女性がふらついて、道路に出て転んでしまうという場面に出くわす。慌てて駆け寄り女性を助けた怜だったが、走ってきた車を避けきれずに衝突、気を失ってしまう。怜が目覚めたのは、病院のベッドの上。彼は手足を骨折、緊...
主人公が入学したのは、ちょっと珍しい森の中に建つ全寮制の学園。もともとは女子校で近年共学化したが、知名度が低く、また女子校としての伝統が長いため、男子生徒の確保に悩んでいた。クラスで唯一の男子である主人公・柏木遼は、初日から好奇の目で見られ女子たちの注目を集めてしまい、どっと疲れる昼休み。クラスメイトのちゆりから強引にオカルト部に勧誘される遼。他に強く入部を希望する部があるわけでもないので、とりあえず仮入部した遼は、ちゆりと学園に伝わる『大鏡のおまじない』を試みることに。午前0時、旧校舎。鏡は先代学園長の寄贈品だが、曰くのある品らしい。おまじないの内容は以下の通り。午前0時、願い事を強く思い浮かべながら、...
平凡な生活を送る水原拓海。彼には片思いの少女、春瀬綾香がいた。ある日、その綾香から呼び出され、告白。しかしそれは、拓海の幼なじみのゆりねが拓海のことを好きだという代理告白。綾香は、二人の幸せを願って去っていく。しかしそれは、綾香が拓海に対して何の感情も持っていないことを示していた。ゆりねが……ゆりねなんかが、余計なことをするから……!本当に綾香のことを想っていた拓海。突如として訪れた失恋に、その拓海の怒りの矛先はゆりねへと向く。拓海にとって、ただの幼なじみでしかなかったゆりねは、瞬時に彼にとって憎しみの対象となってしまう。泣き叫ぶ、見慣れた顔。怯え震える、華奢な体。自分の肉棒によって、無理矢理に処女を散...
旅館「由良屋」。風景のどかな田舎町にあり、組紐細工の土産物を旅館の特産物として客寄せをしている小さな宿。その宿は、女将である繭美とその娘、綾の二人で経営されていた。しかし繭美には人には言えぬ性癖があった。それは……緊縛癖。亡き夫に教え込まれたその快楽は今も彼女を虜にし、売り物の組紐細工を見るたびに体を疼かせている。そしてその娘、綾。彼女は幼い頃に両親のセックスの声を聞いて以来、極端な性的潔癖症となる。しかし、年頃になり疼く体と、その性的潔癖症の反動、そして母からの遺伝であるのか……その体を自らで縛り上げる「自縛」に目覚めてしまっていた。そんな二人の旅館に、今、不穏な話が持ち上がっていた。高速道路を建設す...
平凡な暮らしの4人家族。父、智之は普通のサラリーマン。母、りんねは専業主婦。そして武人と茉麻の、少し年の離れた兄と妹。いつもはケンカもする普通の兄妹だったが、徐々に成長していく妹の体に兄はいつしか性を意識してしまう。そして、真夏のある日。「なあ、……いいことしてやろうか?」武人はちょっとした悪戯心で、茉麻の体を舐る。「あふっ……お、おにーちゃん……!」予想していなかった、妹の切ない反応。武人は激しい欲情をおぼえ、そして徐々に妹の体を欲していくようになり、そして……!
俺は押寺蓮司(おしてられんじ)、(一流)エステ店『コン・フォーコ』の新人だ。新米マッサージ師として新生活をスタートさせたものの、俺を待ち受けていたのは雑用の日々、厳しい社会の洗礼だった。ある日、人手不足でセレブな若奥様をマッサージできるチャンスが来た。ここは浮き足立つ気持ちを抑え、念願のマッサージ!でも、なんだかエッチは雰囲気に…。なにやら若奥様の様子がおかしいのだ。潤った唇の間から漏れる嬌声、シーツの上を艶かしく動く腰、たわわに実った胸が揺れ、柔らかい肌を伝う大粒の汗…うぅ、雰囲気に呑まれ、俺は一線を越えてしまうのだろうか…。この日を境に俺と新妻たちとの新たな関係が始まるのだった!
城崎真生(きのさきまお)は中学の時に母親を亡くし父親の元(はじめ)と二人暮らしをしていた。しかし、その父親は、真生が大学に入学すると同時に、突然家を出てしまう。心配するなという書き置きだけを残して。それから4年が過ぎ、間近に卒業を控えた真生だったが、未だに母親の死から立ち直れず、女性恐怖症という形で引き摺っていた。そんなある日。父親の元が再婚相手を連れて、家に戻ってきた。有馬汐梨(ありましおり)は、その外見もさることながら、性格も非の打ち所がなく、まさに理想的な母親だった。突如始まった新しい母親との同居生活に、困惑する真生。そんな真生を、持ち前の明るさとやさしさで、汐梨は包み込む。彼女と接していくうちに...