ロールプレイング
とある街に、ライムとシーナという二人の竜の少女がいた。彼女たちは、世の中の役に立ちたいと冒険者ギルドに所属しながら数々の依頼をこなしていたある日、点在するギルドを束ねる長、ギルドマスターから直々に依頼を受ける事になる。『ギルドのない村にギルドを作って欲しい』今まで以上に大きな依頼を前に、決意を新たにした二人は、すぐに故郷を飛び出した。目的地は『辺境の村エリール』、二人の故郷から随分遠い田舎の村。エリールまでの暫しの旅の途中、少年がモンスターに襲われている所に二人は出くわす。間一髪のところでモンスターを追い払い、なんとか救い出すが、彼は言う。「僕は、モンスターの魔法で少年の姿にされてしまったんだ…」アイン...
「竜の寝床」と呼ばれる一帯を通りかかった放浪の冒険者ケイン。モンスターに襲われ傷を負った老人を助けたケインが老人に話を聞くと、「竜の寝床」から出てきて人を襲い始めたモンスターを鎮めたいとのことだった。老人の持つ『催眠の魔水晶』は、戦闘で弱まったモンスター娘に催眠を掛けて操ることが出来るアイテム。モンスター娘を操れれば、モンスターもおとなしくなるはずとのこと。老人の怪我が治るまでの間、モンスター退治を引き受け『催眠の魔水晶』を託されたケイン。亡くなった両親の形見でもある『催眠の魔水晶』をケインに持ち逃げされないため、同行を決意する孫のA娘。モンスター娘への無容赦なお仕置きが始まる。
かつて、大海を覆う濃霧によって隔てられていた二つの大陸が存在する世界。突然霧が姿を消し、現れた新大陸とその探索に人々が熱狂した始まりの年も、今は遠く――。一時は“新大陸”と呼ばれていたコルウェイウド大陸は50%が踏破され、人々の冒険への熱は落ち着き、未知への挑戦を続ける冒険者はほんの一握りになりつつあった。しかし、忘れてはならない。剣と魔法と神の力を擁し、長い戦乱の歴史を持つこの世界には、未知の危険も奇跡も尽きてはいない。封印を解いたならば、剣を取り戦わなくてはならない。大切な何かを失わない為に。
其れは『力』であり、ただ存在する……。其れは偶発的なモノであり、善も悪も無い、ただ『力』としてのみ存在する。世界は『力』と『力』による循環により、安定している。故に『魔女』と『魔法使い』は戦い続けている……。彼らは戦う事により、『力』を循環させ、お互いを傷つけ合う事でしか解りあえる術を知らない。人々が暮す世界とは隔離された時間の狭間にて、長い時を過ごし、戦う彼ら……。他に方法など考えられようも無いほどに長い永遠の時を刻んでいた……。
かつて魔族をひきいて戦いを挑んだ魔王がいた。争いの果て魔王は敗北、力を奪われ封印される。だが、魔王は千年後の復活を予言した。時が流れ、魔王復活の噂が大陸に流れる。新たな魔王と呼ばれるのは、小国リブファールの王子アレク。呑気な虜囚生活を送る彼を、ある日、幼なじみの帝国の姫ティアナが迎えに来る。それは大陸に渦巻く陰謀劇の始まりだった。陰謀の渦中に叩き込まれたアレクは、仲間との絆を深めながら、世界の秘密に迫る!魔王とは、影の種族とは、天使の秘密とは──?
ライの海を覆う霧が晴れ、我々の前に現われた新大陸「コルウェイド」。 そんな未知なるものに挑戦する冒険者達には、財宝や吉報を持ち帰る者もいれば、常に危険と隣り合わせ、そのまま帰らぬ者もいた。そして、「彼らに続く新たな力が必要だ」との声が高まり、冒険者育成校が設立される。舞台は、ルーベンス大陸にある冒険者育成校、『光綾(こうりょう)学園』 春のある日、学園に転校してきたのは冒険者を目指す少年、薙原(なぎはら)ユウキ。彼を待っていたのは、ふたつの再会とふたつの出会い。そして新しい仲間と、波瀾に満ちた冒険の日々だった
その生命体との第一次接触は任務遂行中の自由惑星連合所属仮想巡洋艦トライアント2上で突如として発生した……極秘任務に就いて本隊との別任務上だったトライアント2は、とあるアステロイド内で襲撃を受け、船内に侵入した生命体は乗務員を捕食吸収しながら成長……乗務員は輸送中の兵器を使って対処を試みるが失敗。最後の手段として実施した船体の切り離しによる生命体の放棄にも失敗し、同船のクルーは全滅した……。その後、同船は漂流中に軍の救助船と接触するがこれも全滅……その際、同船内に潜む怪物の存在が軍に通報され、生体兵器の開発に使用するため軍による捕獲作戦が立案施行された……捕獲作戦は第一次から第三次にわたって行われたが第一、...