ボーイズラブ
「あの、ビクンビクンってなんですの?」主人公は世間知らずの超箱入り天然お嬢様・万里小路かやの(19)。異性や恋愛、性にまつわる情報から一切遮断した環境で育てられるのが、万里小路家の跡取りの宿命。次期当主である彼女は若い男性に近付くことすら許されず、それでも学生時代に小耳に挟んだ同級生たちの「恋バナ」に、いつか自分も……と、心ときめかせていた。8世紀から脈々と続く由緒正しい名家である万里小路家は、「クスノキ様」と呼ばれる聖木を祀り、儀式を捧げることで、世界の安寧と一族の繁栄を祈願する。主人公は儀式に使用する一族秘伝の特殊な文字「玖く珠す文も字じ」を学び、家を継ぐ準備をしている。婚約者と初めて会う日の前夜、主...
主人公・赤沢かれんは就活連敗中の大学生。自信を失い涙に暮れていたある日、「おとぎの世界」の住人から、理想の自分になれるという「魔法の眼鏡」を手渡される。これさえあれば就活も楽勝と喜ぶが、眼鏡を永久に自分のものにするには、狂ったおとぎの世界を正すことが条件だと知らされる。内定ゲットのためならと二つ返事で承諾した主人公は、眼鏡を手におとぎの世界へ乗り込むのだった。弱気なうじうじヒロインのヒーリングアイテムは「オウジ様抱き枕」。就活撃沈で枕を抱えてメソメソしていた彼女の前に何やらキラキラした光景が!?
車にひかれてはじまった、長くて短い夏休み。夏の訪れを間近に感じる6月のある日。主人公は暴走車に狙われた男をかばって轢かれ、記憶を失う。身元を示すものも残っておらず、当然頼る当てもないとあって、責任を感じた男の元で働くことになった主人公。連れて行かれたのは繁華街の外れにある小さなバー「sotano」。表向きはこじんまりとしたジャズバーであるその店は、もう一つ別の顔を持っていた。警察や正規の探偵社には持ち込めない、キナ臭い依頼を扱う何でも屋。従業員達に「ハル」と名づけられた主人公は、バーテンダー見習いとして働きながら、次第に店に深入りして行く。
あの雨の日から数年。心に忘れられない傷を刻みながらも、もう涙は見せないと決意も新たに再出発した、空。真実を手にする為に、そして心から笑える日を信じて、いよいよ核心へと迫っていくが……。それぞれの思惑と交錯する想いに翻弄されながらも、ただ信じることで突き進む。突きつけられる選択が光をもたらすのか、それとも更なる傷となるのか――もう、後戻りは出来ない。
学園なんでも屋に探偵修行。学年も変わり日々順調(?)に学園生活をおくっていた空たちだったが、またまた事件続出?!困難な状況にもメゲずにはりきって事件に挑むけれど、空の行く手にはエッチな罠や鬼畜な謀略がいっぱい!!
転落事件の騒ぎから数日。ルームメイトとの新たな生活にもやっと慣れてきた主人公。自分の過去の記憶と共に浮かび上がった謎の組織の実体を暴く為、探偵見習いをはじめたけれど、半人前の彼のまわりには、妙なコトを言ってつきまとう少年や変態教師、はたまた変な怪盗まで現れて……?!主人公の内面に潜むもう1人の自分との接触から、次々と明らかになってくる真実。過去の思い出を通して甦ってくる仲間たちとの関係。そして友情、恋――。闘志を燃やして意気込む反面、主人公のまわりには故意か好意かちょっとエッチで意地悪な障害がいっぱい?!
ある日、不注意で学校校舎から転落した主人公。退院したのはイイけど学園寮に戻ると幼馴染みの少年がルームメイトになっていた。―――おとこ………だよなぁ?まぁ、男子校なんだから男なのは当たり前なんだけど、そいつは一見、同じ男には見えないくらい華奢だった。……と、あんまジロジロ見過ぎた?一瞬、睨まれた気が……。しかし主人公は少年のコトを全く知らなくて…。ナゾの多い(自分の恥かしい)転落事件の真相を確かめるうちに不可解な行動で絡んでくる少年。ナゼか主人公を狙う数学教師。少年(直)のカラダを借りて妙なお願いをしてくる幽霊少年。いろいろな会話を通して、主人公は誰を受け入れるコトができるのか…。