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エルフィン・ローズ〜囚われの三皇女〜
作品情報
崖から落下したとの報告が入る。勢い現場に赴くと、十数人の傭兵団が大破した馬車を守って、部下たちとにらみ合っていた。「おいおい、そんな厳重に守るお宝ってなんなのよ?」元より好戦的な主人公は自ら先頭に立って切り込んでいき、それを合図に、戦闘の火蓋が切られる。圧倒的な実力差、戦力差があったこともあり、傭兵たちは瞬く間に斬り倒されていく。「さぁてさて……お宝拝見といくかなぁ?」馬車の中を覗くと、麗しい顔、尖った耳を備えたエルフの姉妹が倒れ込んでいる。姿格好から、どこぞのお姫様のようにも見えるエルフ。それより何より、伝説上の種族であるエルフがなんでこんなところに……。「こんなことってこんなことって……オレって超破格級にラッキー?」主人公はとある過去の事件から、エルフという種族に並々ならぬ関心を抱き続けてきており、その研究は半ばライフワークと化していた。その、最大の関心物であったエルフが目の前に転がっているなんて……「よし、この者たちを城に運べ。丁重に、どこも傷つけてはならん!」主人公は、自分の城へとエルフの姫たちを連れ帰り、そして……主人公と姫君たちの生活が始まる。
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