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それでもオレはやってやる!Vol.1
作品情報
主人公、笹元市朗(ささもと・いちろう)はどこにでもいる普通のサラリーマン。妻と娘がおり決して裕福ではないものの、幸せな家庭を築いていました。しかし、ある日その状況は一変します。主人公は会社への通勤途中、痴漢の容疑をかけられてしまうのです。必死に冤罪を訴え続け、証拠不十分で釈放されたものの、すでに家族や知人には知れ渡ってしまった後。久しぶりに家に帰った主人公を待っていたものは、「実家に帰ります」と書かれた手紙と離婚届だけでした。職場でもOLたちに陰口を叩かれ続け、やがて自主退社に追い込まれてしまいます。全てを失った主人公は家に引きこもり、そこでインターネットの裏サイトを発見します。「痴漢の巣窟」そのサイトは、痴漢を行った時の状況をアップロードしたり、次のターゲットを公開、仲間を集う集団痴漢のサイトだったのです。(こいつらがいるから…!!)最初は怒りを覚える主人公でしたが、ターゲットの中に見覚えのある女たちを発見して怒りの矛先が変わります。そこには、主人公を痴漢呼ばわりした女と、そして職場でその噂を言いふらした女もいたのです。「今さら失うモノもないしな…せめてこいつらに」主人公の中の悪魔が囁きます。彼はサイトに登録し、この二人の集団痴漢に応募したのです。こうして、彼の狂った人生が動き始めます。
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