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淫辱心療クラブ ─精に塗れた憐辱の日々─
作品情報
物語の舞台となる私立薊学園には昔から『心療クラブ』という、心身安定を目的としたサークルがある。初めは思春期の多感な時期に、学生同士が集まって悩みを聞いたり相談に乗って貰ったりする学生の心療内科的な集まりだった。それが近年になって、アロマテラピーや自己啓発の要素を加え、さらにはコンパサークルの隠れ蓑としての役割を持つようになってきた。『何かある。でも、実態はよくわからない』まことしやかにそんな噂が流れる中、参加する大多数の生徒達にとっては気に留める事でもなかった。しかし、実際にその暗部は存在した。ヒロインである『早島つばき』は、とある事情で同じ屋根の下で暮らす男の子との関係がなかなか進展しない事にやきもきしていた。付き合っているのか、ただ仲のいい男女の友情なのか、どっちつかずな関係。そんな中『心療クラブ』なるサークルに勧誘される。新入生歓迎のパーティが開かれると聞き、興味は無かったが、半ば強引に参加することに。それが悲劇の始まりだった。気付くと足下がおぼつかない。視界は濁り、身体は熱くて、気を抜けば倒れ込んでしまいそうなほど眠くだるい。あれ?誰かに身体を揺すられている?いつの間にか閉じていた目を開くと……制服ははだけ、男たちが自分を取り囲んでいる。悲鳴を上げるより先に、複数の手が、彼女の身体を這い回り始めた。彼に隠し通さなければならない秘密が生まれ、その態度が今度は彼氏に疑念を抱かせる。負の連鎖が始まろうとしていた。
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